執着を恋と云う

ああもう。また嫌な話を聞いてしまったよ。理解は出来るけど心が拒否するような。
やっぱり恋愛って難しい。心の面で。表だけならすごい簡単な問題なのに。
どちらが悪いわけでもないし、ましてや産まれてくる子供には何の責もないのにね。
簡略すると、彼はすごく好きだった彼女と諸事情で別れて、どうにもならないほど辛かった。そんな彼をずっと好きだった女の子は、ただ彼を支えてあげたかった。そして、いつか彼が自分を必要としてくれれば、そう思ってた。だから不安定な関係を続けて。彼も女の子の優しさにだんだん救われ、惹かれて行った。、、そんな時、別れた彼女は彼の子供を妊娠していることを彼に告げた。彼は彼女と結婚する。
ねえ、どうしよう。どうにもならないよね。誰も悪くない。だけど・・・
この気持ちの処理の仕方がわからない。それは女の子の目線だからだと思うけど。その子は「仕方ないよね」と言って笑った。「私はもらえるはずのなかった思い出をたくさんもらったから」と。ねえ、どうしよう。

よくあることだと、平然と言えるようにはなりたくない。なれない。
そのひとの全てを好きだと、好きだというものになりたいと思うほどの恋は、一生に何度も起こるものじゃないのだと、気付くのは若さを武器に出来なくなったとき。
そして、恋と愛とはやはり違う。形を変えることはあっても、同じものにはなれないと思う。

気まぐれに設置中です。ぽちっとお願いします。↓